Stitch

ドイツに本拠を置き、150年以上の歴史を持つ総合化学メーカーBASFの、日本法人BASFジャパン株式会社との新素材ブランド開発プロジェクト。 熱可塑性ポリウレタンエラストマー「Elastollan®」を発泡させコード状に加工した新素材「X-TPU」の魅力を伝えるために、編んで作るスツール、「Stitch」をデザインしました。

StitchはBASFジャパン(株)とFCI(株)が共同開発した新素材X-TPUの持つ特性を活かし、パンチングメタルシートに素材を編み込んで製作したスツールです。座面やハンドルなど人が触れる部分にX-TPUが使われており、座ったり、運んだりする際に、素材の持つ優れた弾力性や反発性、耐摩耗性といった特性を自然に体感することができます。

また、3種類のスツールは、全てサイズ、素材の色、編み方の異なるデザインで、X-TPUの今後の用途展開の可能性を広く想像できるようになっています。
Client
BASFジャパン株式会社
Category
  • Product Design
Year
2023
Photo
Akihiro Kawauchi MEDUM

「X-TPU」は機械的物性(耐久性など)の高さだけではなく、自由に着色できるという加飾性の高さも特性の1つです。色鮮やかなコード編み込み、カラフルなプロトタイプを製作することでその魅力を表現しています。



MEDUMは、プロトタイプのほか、キービジュアルやメイキングムービーなども制作しました。

スツールの上面は「X-TPU」を全体的に編み込むことで、
カラフルで座り心地のよい座面になっています。

「X-TPU」を束状に編み込むことで、意匠表現を加えつつ、持ち運びやすく摩耗に強いハンドルを作りました。

stitchは「X-TPU」とパンチングメタルシートの2種類の素材を編み込むだけで作られています。接着剤やネジなどを使っていないため、製品としての役目を終えた後は素材を別々に分解してリサイクルしやすい設計となっています。

Research

コード状で伸縮性と強度が高い、という素材特性を直感的に伝えるための最適なプロトタイプは何か、というところからデザインにアプローチしました。

コード状で伸縮性と強度が高い、という素材特性を直感的に伝えるための最適なプロトタイプは何か、
というところからデザインにアプローチしました。

モノの組み立て方法がそのまま機能に直結するプロトタイプをデザインすることで、X-TPUの特徴をダイレクトに伝えることを目指し、パーツとパーツの接合は、全て縫いのみで成り立つ構造としました。