Ladder 等間隔で直線の切れ目をいれて、一部を垂らす。直線の連なりがかたちをつくる。重力とともに陰がリズミカルに光をほどいていく。 Crown 等間隔で直線の切れ目をいれて、丸めて、広げる。短冊状の断片を円環状に繋ぐ。反復する光が、陰に繊細な揺らぎを与える。 Roll 直線の切れ目をいれて、1列ごとに丸める。巻かれた円の重なりがかたちをつくる。内と外に生まれる陰が光を分け、異なる表情を引き出す。 Rim 連続する矩形の切れ目を入れて、歪ませる。奥行きの浅い空間に光の層を生む。縁には光が滲み、視点によって陰の表情が変化する。 Tangle ランダムな曲線の切れ目をいれて、組み立てる。自由な切断によって陰の輪郭がもつれ合う。展開時に複雑な光の図像が立ち現れ、平面と立体の間に複雑なリズムを生む。 Wave ジグザグの切れ目をいれて、伸ばす。連続する波形が空間を横断しながら広がる。抑揚のあるかたちが光と陰に軽やかな動きを与える。 Frame 連続するコの字の切れ目をいれて、伸ばす。フレーム状の構造が連続的に展開する。抜けの中に生まれる陰が奥行きを強調し、光の広がりを浮かび上がらせる。 Bean 一部を曲線で切り取り、回転させる。交差によって自立する構造がかたちをつくる。光と陰が平面性と立体性のあいだに均衡を生む。 Drop 丸めて円で切り取り、落とす。巻かれた形状にあいた穴が影を生む。床に落ちた光とともに、二つで一つの関係を際立たせる。 Helix 丸めて、斜めに直線で切る。丸めて切る中で生まれた光と陰のズレ。倒れそうで倒れない筒が光を包み、陰にオブジェのような厚みを与える。 Knit 2枚のシートに直線の切れ目を入れて、部分的に交差させる。光と陰を編み込む。相反するもの同士の重なり合いに、リズミカルなコントラストが生まれる。 Spark 等間隔で直線の切れ目をいれて、4点で吊るす。連続する切り込みが一体の構造をつくる。動きに伴って揺らぐ陰が連鎖し、光の動きを際立たせる。 Process 一枚の紙に切り込みを加え、立体造形のスタディを行うことから制作をスタート。次に実際の無機ELシートを用いて、構造体としての強度の検証や発光色の調整を行いながらプロトタイピングを重ねました。また、暗がりの中で光と影の双方が等しく感じられる空間を実現するため、シミュレーションした空間内で作品の明るさを細かく検証し、最適なバランスを導き出しました。