Wheeliy 2.0

乗る⼈だけでなく、⽀える⼈も、使う⼈すべてを⾝軽にし、軽やかな外出をサポートするクルマイス「Wheeliy 2.0」をモルテンと共同開発。 Wheeliy 2.0は、社会の中で分断のない移動を実現する、という従来モデル(Wheeliy)のコンセプトをさらに進化させた車いすです。8kg台の軽量化された新モデルは走行性に優れ、折りたたみや持ち運びの負担を軽減します。また、車体に入れたカラーガイドにより、車いすに不慣れな人でも直感的な操作が可能で、周りがサポートしやすいデザインとなっています。

MEDUMは、インダストリアルデザインからWEBデザインまでブランディングを全面的に担当しました。
Category
  • Branding
  • Product Design
  • Web design
Year
2022
Photo
Akihiro Kawauchi MEDUM

Coal black / Mist white / Sand pink / Ice blueの4⾊展開。部屋の中でも屋外でも、 毎⽇使うものだからこそ、⽇常⽣活になじむフレームカラーを準備しました。

メインフレームはマグネシウム、ホイールにカーボンファイバーを採⽤することで、従来モデルに比べ大幅な軽量化となる、重量8kg台を実現しました。腕で押し下げることでブレーキとして機能するアームレストや、ワンアクションで跳ね上げできるフットレストなど、ユーザビリティを向上させるデザインを搭載。また、どこを持てば安定的に持ち上げることが出来るのか、どこを引き上げると畳めるのかなど、車いすの移動を⽀える周囲の⼈が、直観的にサポートしやすいイエローサインは従来モデルを踏襲しています。

Wheeliy(ウィーリィ)の名前には、「ホイール(Wheel)」に加えて、「わたし(i)」と「あなた(you)」の頭文字が入っています。「i & you」=「乗る人」と「サポートする人」両方にとって、使いやすいクルマイスを作りたいという開発当初の想いを、このネーミングに込めました。

WEBサイトやカタログでは、プロダクトの性能だけではなく、提供するサービス情報や購入までのサポートをシンプルに整理し、初めて車いすを購入される方にも分かりやすいUXデザインを目指しました。

Wheeliy 2.0 / WEBSITE