PARA PINGPONG TABLE

パラ卓球選手の個性を表現した「パラ卓球台」を共同開発。 様々な障がいを持つ選手が集まるスポーツ・パラ卓球。選手同士は、同じ競技に挑んでいても違った困難を乗り越えて戦っています。そうしたひとりひとりのチャレンジを、インタビューやスケッチをもとに再現したのが「PARA PINGPONG TABLE」です。 日本肢体不自由者卓球協会(以下、パラ卓球協会)のリブランディングプロジェクトとして、パラ卓球協会、三英、TBWA\HAKUHODO、quantumの4社で共同開発。MEDUMは、プロダクトデザインを担当しました。
Client
一般社団法人日本肢体不自由者卓球協会
Category
  • Product Design
Year
2018
Photo
MEDUM

パラ卓球選手は、抱える障がいの違いによって同じ長方形の卓球台でも違ったカタチに感じています。例えば車椅子の選手は、手の届く範囲に限界があるため、ネット際のボールはかなり遠く、卓球台をとても長く感じています。左足のつま先に力が入らない選手は、左ステップの踏ん張りが利かず、卓球台の左サイドをとても遠く感じます。そんなパラ卓球の選手たちが見ている卓球の世界を再現したのがこのPARA PINGPONG TABLEです。横から見ると、通常の卓球台と同じプロポーションの土台が、徐々にユニークな天板の形に変化していくのがわかります。「選手によって見えているカタチが違う」というコンセプトを感覚的に伝えるデザインに仕上げました。

プロダクトは、競技用卓球台と同じ精度。天板は、国際大会の公式台と同じ「レジュブルー」。限りなく水平で、天板の反りも少なく、どこにリバウントしても同じように弾みます。

この卓球台の前に立つだけで、選手一人ひとりが挑んでいる卓球の難しさを感じ、パラ卓球の選手の世界を体験することができます。